手塚治虫生誕90周年記念会
すでに1ヶ月以上が経過していますが、11月20日(火)のことです。「手塚治虫生誕90周年記念会」にご招待いただき、出席してまいりました。
文字どおり、手塚先生の生誕90周年をお祝いする会です。とともに、手塚先生の偉大な業績を振り返り、日本のマンガを未来につないでいく…そんなテーマを持った会でもありました。
講談社、小学館、集英社、秋田書店、KADOKAWA、潮出版社の6つの出版社と手塚プロダクションが共同で催した、ほんとうに盛大かつ豪華なパーティーでした。
会場は帝国ホテル、孔雀の間。
出席者予定者は1000名(内、漫画家が300名)というのが当初の話でしたが、実際はそれを超えて1200名の出席があったとか。広い会場が漫画家さんや出版関係の方などでぎっしりでした。
この場にいさせていただき、手塚先生の不在が信じがたいほど絶大な求心力を感じました。出席者の方々が輪を成して歓談されている様子を目にすると、その輪の中心に手塚先生が微笑みながら立っておられるのでは…と錯覚しそうなくらい。
乾杯の音頭を藤子不二雄Ⓐ先生がつとめられました。手塚先生への敬意あふれるスピーチを披露され、「ドーン!」を決めてからの「カンパーイ!」でした。広い会場内に響き渡るドーン!は痛快です。
その前には、小学館や講談社の取締役の方や、手塚先生のお子さん3名(眞さん、るみ子さん、千以子さん)が壇上でご挨拶をされる時間もありました。お子さん3名が揃ったときは『マコとルミとチイ』だ〜!と感激しました。
・『マコとルミとチイ』の単行本
・赤塚りえ子さんと手塚るみ子さん!
ステージ上ではさまざまな催しがありましたし、手塚先生の生原稿や画材などを展示する部屋も設けられていて、いたれりつくせり!
手塚治虫原作・手塚眞監督の映画『ばるぼら』の記者発表会も開かれ、壇上には主演の稲垣吾郎さんと二階堂ふみさんが登壇されたようですが、私はそのとき原画の展示を見ていてお二人の姿をまったく見られませんでした。
・退場時に手渡していただいたおみやげのタオルがとても素敵なデザインです!
手塚先生の生誕90周年を記念した会に呼んでいただけただけでも身にあまる光栄ですし、こんなに豪勢で大規模なパーティーの場にいられたというのは夢のようです。竜宮城のような幻想的で多幸的な場所へ出かけていたような気分です。
あらためて、手塚先生生誕90周年おめでとうございます!!!