NHKの朝ドラ『半分、青い。』のロケ地探訪


 当ブログの前回の記事で、朝ドラ『半分、青い。』に出てくる手塚ネタを紹介しました。
 http://d.hatena.ne.jp/magasaino/20180417
 そこでも書きましたが、『半分、青い。』の舞台となっている岐阜県の東濃地方は私の住む市に隣接した地域でして、作中人物たちが話す方言も私の住む尾張地方と似たところがあって、そうした親近感から、このドラマが始まるのを楽しみにしていました。そして実際に視聴してみると、『マグマ大使』ネタをはじめ手塚成分がけっこう含まれていて、手塚ファン的にも心をそそられることになりました。
 そんなこともありまして、『半分、青い。』のロケ地へ行ってみようと思い立ったのです。
 以下、「手塚治虫」とは直接的には関係ありませんが、ロケ地探訪をレポートをしようと思います。

 
 
 
 『半分、青い。』の劇中に“ふくろう商店街”という架空の商店街が登場します。その商店街のロケ地となったのが恵那市岩村町の城下町です。

 
 
 
 
 岩村町の伝統的な街並みを残す商店街が、ドラマのオープンセットとして使われたのです。私が訪れたときは、すでに撮影用の看板や大道具・小道具などは撤去されていました。


 
 
 
 
 
 商店街を歩くと、そこかしこで『半分、青い。』のポスターや関連の展示が見られました。岩村は【女城主の里】が大きな売りの町ですが、今は【『半分、青い』のロケ地】として活気づいています。


 
 
 
 ドラマ内に現実の店名のまま登場した「かんから屋」。このお店の「かんから餅」が驚くほどおいしくて、思わず唸ってしまいました。絶品です。店内で食してから、持ち帰り用にもう一セット買ってしまったほど。永野芽郁さんや佐藤健さんが撮影の合間に休憩したお店でもあります。


 
 
 
 ふくろう商店街にある架空の洋品店「おしゃれ木田原」(菜生の家)の撮影場所として使われたのが「やすだや」です。店の前に展示されたロケ時の写真を眺めていたらお店の方が声をかけてくださって、店内の展示も見せてもらいました。ロケ時の様子などを聞くことができましたよ♪


 
 この赤い壁の建物もドラマの画面に映りこんでいます。


 
 
 
 
 
 
 
 
 ドラマ撮影用に装われていたときの各店の写真と、現在の現実の店の外観とを見比べられるようになっていたのも楽しかったです。


 その後、明知鉄道岩村駅へ移動しました。
 
 
 
 懐かしくのどかな風情の駅でした。


 
 駅前には“半分、青い”てるてるぼうずが!


 
 
 岩村駅のすぐ裏手(駅舎がある側とは線路を挟んで反対側)に流れる川に、石から石へ飛び移って向こう岸へ渡れるところがあります。ここは、『半分、青い。』の第7話から8話にかけて登場した、鈴愛の世界が初めて揺れた場所です。私もぴょんぴょんと渡ってみました。


 実際にロケ地を訪れたあと、ドラマを観返して該当のスポットが出てくるとちょっと興奮します(笑)