りんご狩り


 今日、長野県飯田市へりんご狩りに行った。中央自動車道の恵那山トンネルは、今まで何度か通ったことがあるけれど、何度通ってもやたらと長く感じる。全長8キロを超えるこのトンネルに入ると、走っても走っても出口の明かりが見えなくて、異空間に迷い込んで出られなくなったような不安に駆られるのだ。


 飯田インターの沿道にはりんごの木がいっぱい植えてあって、赤い実がたわわになっていた。りんごの名産地にやってきた〜! との実感にひたれる演出だ。
 私が行ったりんご農園は、入場料525円。ホームページからプリントアウトした割引券を持参すると一割引になるが、持参しなくても一割引にしてくれるようだ。園内でりんごは食べ放題。でも、1個食べたらもうお腹いっぱい。指定の籠にりんごを詰めて持ち帰れるが、その重さに応じて別料金が加算される。持ち帰りりんごの代金は、3100円だった。
 りんごを食べるよりも、木にぶら下がったりんごの実をもぐのが楽しかった。高いところにあるりんごは脚立を使って取った。地面にシートを敷いて寝転がっているのも気持ちよかった。11月の飯田は寒いかと思ったが、天気に恵まれてぽかぽか陽気だった。



 
 久しぶりにプロレス雑誌を買った。一時は毎週のように買っていたプロレス雑誌だが、近ごろプロレス熱が冷めてしまい、テレビも雑誌も見なくなった。飯田市で立ち寄ったセブン-イレブンでたまたま見かけた「週刊ゴング」がちょうど1100号記念で、オマケにDVDがついていたので、それにつられて購入した格好だ。ブルーザー・ブロディディック・ザ・ブルーザーの足首チェーンデスマッチなどが収録されている。
 雑誌本体には、新日の現場監督に復帰した長州力をはじめ、天龍源一郎田村潔司のインタビューが載っていて、なかなか読み応えがあった。たまには活字プロレスに触れるのもいいものだ。


 そういえば、きのうのK-1グランプリ、セーム・シュルトがお化けのように強かった。対戦相手に恵まれたのかもしれないが、あの強さは驚異的だ。