手塚作品のソノシートが飾ってあるバー


 2月28日のこと。ガルシア・マルケス追悼公演『大きな翼を持った老人』を観劇しました。出演者が二人の朗読劇です。一人が物語を読み、もう一人がクラリネットを演奏する、という形態でした。


カニカニカニカニカニ…」という背後からのささやき声で開演。一気にその世界へ引き込まれました。家の中に入ってきたおびただしい数のカニたち。家人はカニを駆除するのですが、赤ん坊が発熱してしまいます。これはカニを殺すことで発生した悪臭のせいではないか、と思います。そんな折、庭のぬかるみで大きな翼をもった老人がうめいているのを見つけます。老人はボロボロでみすぼらしい姿。はたして、天使なのか…。
 途中で登場する神父が名古屋弁でしゃべるキャラにアレンジされているのが可笑しかったです(笑)


 公演会場となった名古屋・今池のBarアポストロフィには初めて行ったのですが、ショーウィンドウに手塚作品のソノシートが飾ってありました。
 
 
 
 『ジャングル大帝』と『マグマ大使』です!
 店主さんが手塚作品に思い入れのある方なのかな?と思ったのですが、次の用事もあったことから公演後に話しかけそびれて店を出てしまいました。