岩明均インタビューより

　
「ユリイカ」1月臨時増刊号は、岩明均の総特集です。
　こういう特集本が出るのも、『寄生獣』テレビアニメ化・実写映画化の恩恵ですね。岩明均先生は、大好きな漫画家のひとりなのでうれしいです。

　
　インタビューを読むと、手塚治虫先生の『マンガの描き方』（光文社カッパブックス、1977年）に書かれている基本のままやってきた気がする、と述べており、手塚ファン的にも心くすぐられる発言でした。デビュー前によく読んでいたマンガ誌は「マンガ少年」（朝日ソノラマ）だったとか。「マンガ少年」といえば手塚先生の『火の鳥』を連載した雑誌のひとつです。岩明先生は、別のインタビューで影響を受けたマンガ作品として『火の鳥』をあげたことがあります。