大晦日に『るんは風の中』を読む


 大晦日に『るんは風の中』を読み返しました。大晦日と関係ないのですが、今年3度ほど、手塚先生の短編マンガでどれが好きか?という話になる機会があって、そのたびにタイトルがあがったのが『るんは風の中』だったのです。それも、この作品を好きと言ったのはすべて女性。サンプル数は少ないけれど、『るんは風の中』は女性人気が高いんだなぁと実感しました。
 そんなことがあったので、1年の終わりにこの作品を読み返したのです。


 そもそも『るんは風の中』は男女関係なく手塚短編の中で人気の高い作品のようで、アニメ(OVA)化されていますし、実写ドラマにもなっています。内向的な思春期の少年が2次元(ポスター)の少女に恋をし、彼女とのかかわりを通してやがて現実世界と向き合う力を得ていく、切ないけれどさわやかな読後感のストーリーです。
 

 あまり頻繁に更新はできませんでしたが、ブログ「手塚治虫を楽しむ」をご訪問くださった皆様、ほんとうにありがとうございます。
 来年も地味ながらボチボチとやっていこうと思います。
 よい年をお迎えください♪