泉谷しげるさんはマンガ好き


 きのう(7/4)のNHKの番組で、泉谷しげるさんの仕事部屋が映し出されました。
 部屋の壁一面を占める書棚に、ビデオテープやDVDなどとともにマンガの本がたくさん並んでいました。手塚マンガでは、『アドルフに告ぐ』や『MW』のハードカバー本などを確認できました。


 泉谷さんはマンガ好きでいらっしゃるんですよねぇ。10代の頃は漫画家志望で、実際に東考社の貸本短編誌に16ページの作品が載ったりしているのです。
 手塚先生との関連でいえば、泉谷さんは虫プロ商事の「COM」にもマンガを投稿しており、1969年2月号の「ぐら・こん まんが予備校 児童まんがコース」では、泉谷さんの投稿マンガ『トツゼン児』(9ページ)が批評されています。作品全体が掲載されているわけではありませんが、ペンネームは「いずみやしげる」となっています。


 上述のNHKのテレビ番組では、泉谷しげるさんがとても昔の本として手塚治虫原子力列車』という単行本を手に取っていました。これはどんな作品なのでしょう? どこかの赤本出版社が、手塚先生の『地底国の怪人』あたりを勝手に改題したり表紙を変えたりして出した海賊版でしょうか。