マンディ爺さん
今年はさる年、ということで、ささやかに猿ネタを♪
先日出かけた動物園でマンドリルを見ました。鼻のあたりの色彩がとても鮮やかで、見るたびに目を奪われます。
日本初のカラーTVアニメシリーズ『ジャングル大帝』に登場したマンディ爺さんがマンドリルでした。カラーで制作されたおかげでマンドリルの大きな特徴である鼻の鮮やかさを再現できたわけですが、昭和40年の放映当時はカラーテレビの普及率が低く、カラーで観られた人は限られていたようです。でもカラー作品だったがゆえにカラーテレビが普及しても再放送が可能で、私が子どものころは繰り返し再放送をしてくれました。おかげでマンドリルといえば、私にとっては何よりもマンディ爺さんなのです。マンドリルという種を知る前にマンディ爺さんに遭遇していたような気がします。
ナビスコ・レオチップのパッケージにマンディ爺さんを発見!昭和60年の品です。
・レオチップはたたんで保管してあるのですが、それを組み立てるとこんな感じに!
手塚治虫アニメ選集3「ジャングル大帝」(少年画報社、昭和53年)によると、マンディ爺さんは「レオの親代わりの理解者」とのことです。年齢は相当の年輩で、ジャングルの長老的存在。大久保彦左衛門的なところがある、と紹介されています(^^)